所在地:北海道夕張市
延床面積:約1,703 ㎡(図書館専有部分:約457.38 ㎡)
収納可能冊数:約27,745 冊
設計:株式会社アトリエブンク
かつて石炭の町として栄えた夕張市は2006年6月に財政破綻状態であることを表明しました。市が行政の効率化などを目的にコンパクトシティ構想を掲げ、「笑顔とにぎわいがこだまする街」の実現を目指す市拠点複合施設 りすたもその構想の一部です。JR廃線後の代替交通となるバスのターミナル、図書・公民館機能、子育て支援・児童館機能、市役所支所を合わせてもつ小さなまちのような複合施設です。
図書館内は、絵本を集めた子どものためのキッズサークル、天井が高く森を眺める静かな学習室等、多様な空間が広がります。スチールと白い道産材のカラマツ三層パネルを組み合わせることでスマートでありながらあたたかい印象を与えています。