私たちの手や図書館の本には、目には見えない細菌やウイルスが多く付着しています。細菌やウイルスは人の手を介して拡散していくことが多いと言われています。ライブラリーグローブは光触媒チタンアパタイトを使用した高機能手袋。図書館の本や自身の手指の衛生面を守り、安全で衛生的な図書館業務を行うことができます。お客様からのご要望に応え、新たに中サイズがラインナップに加わりました。
ライブラリーグローブは、東京大学先端科学技術研究センターと富士通研究所が共同開発した
光触媒チタンアパタイトを使用した高機能手袋です。
手袋に付着したカビ菌、ウイルス、皮脂、花粉、臭いの原因物質などを光触媒チタンアパタイトが
捕捉し不活性化、その後、光触媒効果で分解するので、衛生的で安全安心です。
光触媒チタンアパタイトとは?
アパタイトとは歯や骨の無機成分で、たんぱく質などの有機成分を特異的に吸着する能力に優れ、
人工骨などの生体材料や吸着剤として、広く利用されます。このアパタイト結晶中にチタンイオンを導入することで、アパタイトの吸着機能に光触媒機能を持たせたのが、チタンアパタイトです。
ライブラリーグローブの特徴
ライブラリーグローブは、内側にも光触媒チタンアパタイトが加工されているので安全で衛生的に本の清掃作業を行うことができます。手指にはスベリ止めがついているので蔵書点検や本の整理業にも活躍します。また、メッシュ素材なので長時間着用しても蒸れず、心地よい使用感です。
ライブラリーグローブの性能
ライブラリーグローブは、抗菌効果、ウイルスや細菌の移行性もなく安全安心にご使用できます。また、抗菌性および細菌吸着性の評価も行っております。
Q&A
Q1.グローブに付着したウイルスや細菌などをほかの物などに触る際に移すことにはなりませんか?
A.ライブラリーグローブの繊維の表面に、光触媒チタンアパタイトが練りこまれたゴム状の高分子が塗られており、イオン結合力により、表面に付着した微生物やウイルス、花粉、タンパク質、油脂等を強く吸着すると共に、他の物に微生物等を移行するのを防ぎ、軽減します。さらに、自然光に含まれている紫外線で分解・除去します。
Q2.キハラ ライブラリーグローブは、抗菌効果はありますか?
A.チタンアパタイトの優れた吸着性により、グローブの表面にほとんどの細菌、ウイルス、カビの胞子などを吸着し離しません。太陽光に含まれる紫外線の光エネルギーを吸収して、強い酸化分解力を持つヒドロキシルラジカルを生成します。これにより吸着した汚れや微生物などを不活性化(死滅)し徐々に水と二酸化炭素に酸化分解します。手に直接触れるグローブ裏面でも抗菌・除菌メカニズムが起こります。
製品情報
製品名:ライブラリーグローブ 小
製品番号:647-380
サイズ: 全長215mm 幅90mm 手首部分:ピンク
製品名:ライブラリーグローブ 中
製品番号:647-382
サイズ:全長225mm 幅95mm 手首部分:グリーン
製品名:ライブラリーグローブ 大
製品番号:647-381
サイズ:全長235mm 幅100mm 手首部分:グレー
材質:繊維の組成(本体) ポリエステル100% 原料樹脂(スベリ止め) ポリウレタン樹脂
○手袋が汚れた場合は、軽く水洗いし陽のあたる場所で干してください。約50回程の洗濯が可能です。
その他の特長についてはパンフレットもあわせてご覧ください。
ライブラリーグローブのお見積り、ご購入依頼、ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
キハラ製品を使った 本の除菌方法
キハラ製品を使った本の除菌方法をご案内します。
① ライブラリーグローブ/マスク/フェイスシールドを装備。
② 本の表紙・背・小口をイオンブライトで汚れを拭き取る。
③ 安全安心クリーナ ストロングを不織布や布に塗布して拭く。
④ さらに気になる場合は、返却された本を一日置いたり、除菌BOX 4Dを使用することをお勧めします。
※紹介している本の除菌方法は、アメニティB-コート等で表紙をフィルムコーティングされた本に限ります。
※本の除菌方法は、変更があり次第、随時キハラホームページで公開いたします。